相続が原因で兄弟が不仲になる事も

一般に相続争いというのはお金持ちの家庭で起こると考えられています。

確かにそれは一理ありますが、データによると相続争いによって裁判になってしまった方の30%超は総資産が1,000万円以下というデータもあります。(法務省平成30年の統計データより)総資産が1,000万円とはご自宅と少しの現預金で達成してしまう金額です。

実は多くの相続争いはごくごく一般的な家庭で起きているといえます。

分けられない財産だからこそ争い事が起きてきてしまうのかもしれません。

また兄弟によっては学生時代の教育にも差が出てくるケースもあります。
長男は大学まで行き多くの教育費を受け取っているが、次男は高卒で教育資金を長男ほど受けていなかった為多くの財産を受け取るべきだ!と主張する方もいらっしゃいます。
長男は結婚式の時にお金の援助があったが、次男は結婚してないので援助は受けていない!こんな主張も耳にします。

相続が起きるまでは各自で心の中にしまっていた不平不満がせきを切ったように噴出する。

そんな特徴が相続争いにはあります。

相続争いを防ぐには遺言書

そんな争い事になりかねない相続。最近では相続争いを防止する為に「遺言書」を含む終活を考える方も増えてきています。

遺言書とはご自分が亡くなった後に、自分の財産や権利義務などをどのように相続させるかを定めた一定のルールに従って書かれた法的に効力のある文書です。

遺言書にはその人の意思、想いが宿ります。

基本的にはその人が自分の財産をこのように分けてほしい。と残す事で遺された家族はその遺志を尊重しその通り分ける事で無駄な争いを防ぐ事ができると言われています。

また遺言書がある事で相続の際の各種名義変更や解約などの手続が簡単に行う事ができるという点もメリットの1つとなっています。

親に遺言書を書いてもらうには

将来の相続争いを防ぐのに確かに遺言書は有効です。
しかし何も考えずに「父さん!僕らの為にも遺言書を書いてよ!」というのはやめておいた方がいいです。

遺言書はどうしても「死」を連想させるので言い方を間違えると親に自分が死ぬのを待っているのか…?と誤解されてしまいます。

また遺言書は本人の意思、想いがもっとも大切です。他人がこのような内容で書いた方がいいよ。と言う事は基本的にできません。
遺言書に何を書くかは本人のみが決める事ができます。
その為遺言書を作成するには本人にしっかりと「遺言書を書きたい!」という意思がある事が必要だといえます。

遺言書を書いてもらうには大きく2つの方法が考えられます。

1つは単刀直入に子どもからの気持ちを伝える事です。

「死」を連想させる遺言書ですが、相続争いを防ぐ効果があるのは間違いありません。

・万が一親に何かあった時に兄弟の中で争いはしたくない。
・親には心から長生きしてほしい。しかし万が一の備えは大事だと思う。
・遺言書があれば親の希望通りの分け方をするだけなので争いの火種がなくなる。
・内容に口出しするつもりはない。ただ遺言書を作ってほしい。

このような事を真剣にまっすぐに伝えます。
その気持ちが伝われば、親もおそらく機嫌を損ねる事はないかと思います。
何を心配しているのか、その心配はどうすれば解消されるのか。しっかりと具体的に伝える事だと思います。

もう1つの方法は子どもである貴方自身が遺言書を書いてみる事です。

別に遺言書は高齢になってからでなければ作ってはいけないというルールはありません。

法律上遺言書は満15歳以上であれば遺言書を書く事ができます。(民法961条)

その為貴方にある程度資産がある場合や不動産をお持ちのケースであれば十分書いておく必要性はあります。
自筆証書であれば書くにあたってのハードルは非常に低くなっています。

子どもが遺言書を作っていることが気にならない親はいないと思います。
色々と話をしているうちに「私も作っておこうかな…」という気持ちにもなるかと思います。

遺言書勉強会のお知らせ

また遺言書に関するセミナーや勉強会に一緒に参加するという事も遺言書を作成するモチベーションを上げる1つの方法です。

お子さまが予約して親を誘い一緒にセミナーに参加します。

一緒に参加する事で親子そろって遺言書に関する知識を共有する事もできますし、セミナーでの内容に関する会話をきっかけとして遺言書作成に前向きになっていくと考えます。

みしま行政書士事務所でも随時、遺言書勉強会を開催しております。

遺言書を準備するのは早い…?
子どもがいないから関係ない…?
財産も多いわけじゃないし…?
家族仲がいいからいらないでしょ…?
そもそも遺言書って何のために作るの?

このようにお考えの方はぜひ勉強会へ足をお運びいただければと思います。

遺言書はトラブルを防ぐ目的もあります。また死後の様々な手続きをスムーズに行う事ができる優れた制度です。

遺言書についての知識は知っておいて損になる事はありません。ぜひお問合せくださいませ。

日時・場所

8月開催

8月開催

8月1日(日)9時半受付開始 10時開始 小平市花小金井南町1-14-24 「花小金井カルチャースタジオ花」
8月8日(日)9時半受付開始 10時開始 小金井市前原町3-33-25 小金井市市民会館「萌え木ホール」
8月23日(月)13時半受付開始 14時開始 小平市花小金井南町1-14-24 「花小金井カルチャースタジオ花」
8月30日(月)9時半受付開始 10時開始 小金井市前原町3-33-25 小金井市市民会館「萌え木ホール」

参加費

1,000円

参加特典

全8ページにわたる「はじめの一歩」終活ハンドブック をプレゼントいたします。

相続が起きたらまずどうしたらいいんだろう?という方の為の相続の流れをフローチャートにて見える化。
遺言書の作り方。自筆遺言と公正証書遺言の違い。また遺言書のひな型も掲載。
さらには認知症等によって判断能力が無くなってしまった場合に有効な成年後見制度や家族信託についても解説しています。

ぜひご自宅に置いていただきたい一冊になっております。

(またセミナ―に参加していただいた方の中でご希望の方には終活ハンドブックの続きとなる小冊子も郵送にてお送りいたしております)

お問合せ・申込み

042-452-5423へお電話にて申し込みいただくか、
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